勉強はゲームと同じ?
特にストーリーのないゲームに近いと思う。育成ゲームや不思議なダンジョンみたいな奴。レベルを上げたりアイテムを集めるのは最初はやってて面白いんだけど途中で飽きる。やってて意味あるのかなあとか、無意味・・・
と考えたら意味のある勉強は一部のゲームより面白いってことになる。実際面白いのかもしれない。2pの対戦機能だけじゃなく、全国トーナメントなんてものもあるし様々な機能や選択しもある。では何故嫌われるのか。
あまりの長期プレイだからではないか。レベル上げもアイテム集めも100時間やるだけで疲れるのに勉強はその10倍から100倍やる必要がある。これでは疲れて飽きてしまうのも仕方がないかもしれない。
ここで思いついたのがネットゲームの存在だ。ネットゲームとはアイテム集めとレベル溜めに特化したゲームである。だから普通に考えるとゲームと同じく100時間程度やれば飽きてしまうだろう。しかしそうではない。韓国を見ればわかるように数多くの中毒者・依存者を出している。それだけではなく死者まで出している。つまり何千時間やっても飽きることがないのだ。単調なのに何故嵌まってしまうのか。
これはコミュニティー・人間関係のせいであると考えられる。ネットゲームには一般のゲームの機能に加えて更に「コミュニティー機能」までついている。これが中毒者を生み出す大きな装置となっている。例えばネットゲーム中毒者はこんなことを言っている。(引用元のサイトは消滅した)
Sample1何が楽しいって、ギルド内の仲間たちとの会話らしくてその為に毎日レベル上げて 仲間内で決めた時間帯に一斉にログインして決めた場所で集会しているとか。 ついでに、そのギルドのリーダー(女性らしい)がギルドのHP立ち上げたらしくて SS載せたり、集会の報告したり日記にしたり。読んでてキモイ。そんな仲間に 入ってしまって目の色変えて集会に参加している彼氏・・・。
*ギルド:共通の目的を持った人々の集まり
Sample2私は去年の夏から、あるMMOをやっていました。 誘ってくれたのは過去付き合っていた元彼。 別れてからもいい友達として遊んだりしていました。
その彼が、ある日から遊びに行くと自分はすぐパソコンの前に座ってしまう・・・ それがそのMMOとの初めての出会いでした。
「人間嫌い」と自他共に認める彼が、その中では楽しそうにコミュニケーションを取っている。 そこが私にとっての魅力となり、まもなく私も同じMMOを始めました
Sample3自分では隠しているつもりだろうけど私の彼はネトゲ中毒者です。
ギルドの仲間を「一番話していて楽しく本音で語り合える仲間だ」と ギルドのリーダーのホムペにカキコしていました。 ホムペのお絵かきコーナーにギルドメンバーの想像イラストを描いては 投稿し、上手いと誉められて調子に乗ってまた何時間も掛けて描いて 投稿しています。
コミュニティーは人を中毒にするほど強いもの。つまり勉強を最も楽しく・中毒的にやるにはコミュニティーを巧く使うのが手でないかと思う。なんだかんだいって模試とかで誰かと勝負をするのが一番勉強の動機になるんだと。レベル低い高校から良い大学に行くことが少ないのは「勉強のコミュニティーが無い」からもしれない。
結局ここでいいたかったことは
・勉強のコミュニティーを作れ
・勉強しないやつは仲間外れ的な雰囲気を作れ
・模試を受けて常に自分の能力の成長を知る
・対戦相手を決める
ただ宅浪生とかは辛いかもしれない。その時は掲示板などを使うといいかもしれないが、そこで勉強以外の話をするのは避けたほうがいいし、勉強しない〜という雰囲気を作ってはいけない。
関連リンク|
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