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ネットマナーサイトに対しての考察

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ネットマナーサイトの中には、「迷惑だから」、「みんなが言ってるから」といってリンクを禁じたり、「リンク自由」という概念を支持する者に対して軽蔑をする者がいる。しかし、何故それが迷惑行為になるのか、ということを「マトモ」に書いていないことが多い。的確な理由付けや説明をしなければ読む方としても理解ができないので、抽象的なことを書かずに論理立てて説明をする必要がある。それを省いてしまったら、戯言や愚痴としてしか、閲覧者は思わない。もしくは、誰でも言えることを、ノリで適当に言ってるだけだな、と思うだけだ。

またマナーを謳うサイトの中には、しばしば、挑発的なことを書いているものがある。リンクを勝手にするものは人ではない、荒らしと変わりが無い、卑劣な人間だ、など。しかし、理由もなくそのようなことを書くこと自体マナー違反であり、馬鹿だの糞だのと言う感情的なことを使うのは、彼らの嫌う「2ちゃんねらー」と変わりが無い。

酷いことに、そのような独りよがりで攻撃的なマナーサイトは、マナーを述べているのにも拘わらず、自分の書いた「マナー」を相手が守らないと、日記に気持ち悪い愚痴を書き、うざい、むかつく、傷つきました、と書き続ける。これはどう見てもマナー違反の何物以外でも無く、このような利己の為にやっているだけの感情的サイトは、マナーを謳う資格などないであろう。

相手を傷つけることを書いて果たして誰が得をするのだろうか。「あ、この人にとってはこれはマナー違反なんだな。このように相手を怒らせてしまうから、勝手にリンクをするのはやめにしよう」、と、罵倒されても思う人がいるだろうか。人は飽くまで意見や論議を求めているのであって、管理人の愚痴など求めていないし予期すらしていない。それなのに、見知らぬ人の愚痴を延々と聞かされたらたまった者ではないし、どう考えても不快な思いを持つだけだ。

さらに誹謗中傷を書くことは不快な思いをさせるだけではなく、管理人の主張を聞いてもらえなくことに繋がる。挑発や攻撃的な手段に頼るものは基本的に馬鹿者と見なされて、相手にしてもらえなくなるからだ。子供が何か訳分からないことを言っている意味不明なサイトとして信用は落ち、関わると粘着される恐ろしいサイトとして避けられ孤立することになる。

そのようなことを目的として、自分も含めみんなを不幸にしたいからマナーサイトを開設したのか。いやそうではないだろう。自分の考えていることを相手に知ってもらいたいから開設したのだろう。それならば、損しか生まない愚痴などを書くべきではないはず。

感情に振り回されて自分の目的を忘れてはいけない。自分のしたいことを常に念頭に置きながら、サイトを制作して行くべきだ。

2

マナーとは押し付ける物ではなく気づかせる物である。マナーに絶対的なものは無く、マナーサイトの運営者がができることは、こうしたほうが良い、という提案だけである。マナーサイトは神ではないのだから、命令をするということは謹むべきであり、相手が自分の言うことを聞かなくとも決して怒ってはいけない。怒って人を不快にしたところで、意味などない。

運営者がやるべきことは、何故相手が自分の意見を受け入れてくれないか、どこが説明不足なのかを考え、相手に誤解を生まないような分かりやすい記事を理由を明確にして書いていくことだけだ。(批判や誤解を生んだら、それは自分の発想or説明不足からくるものだと考えるといい)

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