ねすらあ ねす ネス ねすらあ

タイトルの決め方

サイトの題名をどうやってつけるか

主観的には無視されやすいタイトルですが、なかなか重要だと思う。特にブックマークされたいなら非常に重要な要素になります。何故なら意味不明な題名になっていたら滅多にはマークされない!以下ではサイトのタイトルをつけるときどのようなことを念頭に置けばいいかについて書きます。なおここで言うタイトルはサイト名と違うい、タイトルタグに挟む題名をさします

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近ごろ流行の新書のタイトルを眺めて行くと、どのような題名にしていけば良いのかがある程度は分かります。[バカの壁][下流社会]:どちらも民衆の劣さを扇動して、時には不快を与えるかも知れませんが、どんなものが読んで見たくさせます。[人は見た目が9割][99、9%は仮説]:分かりやすい具体的な数値をバーンと出すことによって印象を残すことができます。[サオダケヤは何故つぶれないか]:日常的な疑問を何故かけることによって人々の食指を動かす。

つまり、[1.間接的ではあれ扇動的なもの][2.数値で分かりやすいもの][3.問いかけ]:これらの要素を含んだタイトルをつけることで思わず見て見たくなるように仕向けることができます。

更に、これに合わせて更に大事なのはタイトルを見て内容が一目で分かるということです。題名は内容の象徴なのですから、中身の検討がつくことが最も大事なのは言うまでもありません。ウケ狙いをしようとしすぎて内容が全く分からないタイトルになっているのは其れこそ本末転倒というもの。先の例のタイトルをみても分かるように、どれもタイトルが明確な本の趣旨を表しています。(ただバカの壁はあれですけど。さおだけ屋も些か解りづらいですが、これは副題に[会計学入門]と入れてるので問題は無いと思うん)

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勿論、本とサイトのタイトルにも違いはあり完全に同視することはできません。違いとして特に[1.題の長さ][2.要約の規模][3.検索]が挙げられます。

1 本の題名の長さは殆どが十字以下なのに対してWEBのタイトル名は十字〜十五字、二十字になることもあります。だからWEBでは長いタイトルがつけられるので楽ということになります。

2 [要約の規模]は言うまでもありません。本は何百ページとある内容を纏めるのに対して、webは一ページなので。それ故、本は内容を的確に表すタイトルをつけるのは難しくなり抽象的になります。本に比べればファイルのタイトルをつけるのは非常に楽です。

3 検索、これが本とページの題名の大きな差になります。本は基本的に検索して買うということは無く、書店でたまたま見かけたものとか流行の物を買うのが相場になっているので、検索に引っ掛かるようなタイトルをつける必要は今はあまりありません。

それに対しWWWでは検索がメインとなり、リンク集でたまたまみかけたものとか流行のサイトだから行くということは、全体的に見た場合は少ない(尤も,2chの、特にヲチ・VIP板でで流行しているサイトには物凄い人が押しかけてくるようですが)。だからページのタイトルも検索を意識して検索に引っ掛かり易くなるようにしなければなりません。だがしかし、それを意識しすぎ単語を並べすぎると今度は誰も寄り付かないタイトルが出来てしまうというもろ刃の剣。素人には(一線を見分けることが)難しい。こればかりはどう仕様もないので、毎日、悶えて折り合いをつけていく練習をしていくしかありません。

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タイトルをつける際に、簡潔しかし包括的なものを書くように心掛けて行くことによって、次第に自身の文章力もあがり、WWWの利便性も上がるのでいいことだらけです。最初は億劫かもしれませんがやっているうちに楽しくなります。良いサイトを作るためにも、良いタイトルをつけるよう心掛けてください。

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